売買担当松倉の【東京、土地の記憶遺産♯3】
【 葛飾区・お花茶屋 】
お花茶屋という地名の由来となった茶屋は、もともと「新左衛門茶屋」
という名前でした。 江戸時代・8代将軍「徳川吉宗」の治世の時代に
吉宗が鷹を放ち鳥などをつかまえる「鷹狩り」の途中で腹痛になり、
この新左衛門茶屋で休息をとりました。店の娘である「お花」は吉宗を
手厚く看病し、その甲斐あって吉宗の腹痛は治りました。 これに感謝した
将軍家は、この茶屋に娘の名前を冠した「お花茶屋」の名前を与えたと
言われています。
( 豆知識 )
高度経済成長期は、生活雑排水や近隣に多かったメッキ町工場の
排水の影響で、水質が極めて汚染され、悪臭がただよっていました。
1989年(平成元年)に、下水道網が整備されたこともあり、曳舟川は
埋め立てられ現在では曳舟川通りと曳舟川親水公園となっており、
せせらぎや多くの植物を見ることができます。